人々がBitcoinをはじめとする仮想通貨に夢中になる理由

イーサリアム

今年に入り、Bitcoinや仮想通貨が、株、債券、その他さまざまな投資に見られるリターンを上回りました。

年初以来Bitcoinの価格は3倍にはねあがり、翌日には10%減少するものの、日曜日には初めて3,000ドル以上に急騰しました。

急成長している仮想通貨ほどは知られていませんが – イーサリアムのリターンは – より一層目覚ましいものとなっています。5,000%に近い利益をあげ、落ち着くまでは、月曜日に407ドルという記録的な価格に達しました。

一方で、仮想通貨における現金の価格は膨らんでいます。CoinMarketCap.comが調査したところによると、仮想通貨の時価総額は、年初役200億ドルだったものがいまや1,000億ドルを超えているということです。

何が起きているのでしょうか?投資家が、Bitcoinを合法化する日本政府の動きなど – 最近の出来事を見て、これらの仮想通貨が通用するのだと納得しているのかもしれません。

しかし仮想通貨の専門家たちは、それは理由のひとつにすぎないと主張します。
オルタネイティブ・フランスのケンブリッジセンターのリサーチフェロー・Garrick Hileman氏によると、投資家たちは、すでに実現する可能性に基づき、仮想市場の一端として強く求められているといいます。

専門家は、例えば仮想通貨には、新興企業が資金を調達する方法、または特定の金融取引の取り扱い方法を混乱させる可能性があると指摘します。一方で変動しやすいものとしても認識されています。

仮想通貨の世界に対する理解をより深めるために、私たちはこれらのツールに対する鍵となる質問に答え、仮想通貨がもたらすリスクや特典について説明します。

仮想通貨とは?
仮想通貨とは、電子代替通貨のことです。物理的な紙幣や硬貨を持たず、政府から発行されたものではありません。有名な仮想通貨の一種として知られているBitcoinですが、2009年にコードネーム・Satoshi Nakamotoというソフトウエア開発者が運用を開始しました。
CoinMarketCap.comが調査したところによると、年初には、Bitcoinが仮想通貨界の87%を占めていましたが、他の仮想通貨の台頭に伴いBitcoinのマーケットシェアが約40%まで下落しました。

Bitcoinは、取引が個人の特定に結びつかないことから、匿名で迅速に送金する方法として人気を集めました。Block chainと呼ばれるオンラインデータベース上で取引の進捗状況を確認することができます。人々は他国にいる友人や親せきにBitcoinを使用して送金することが可能です。しかしながら一方で、Bitcoinはドラッグの売買や、身代金型ウイルス攻撃中にハッカーに支払われるなど、不正取引の際にも使用されています。

イーサリアムとは?
トロント生まれのVitalik Buterin氏が、2013年にイーサとよばれる仮想通貨を開発しましたが、大多数の人々は仮想通貨イーサリアムとして認識しており、利用しているBlockchainにちなんでいます。
イーサリアムは、特定の状況を満たし検証された後にのみ支払いを行う、コンピューター・ベースの契約または「スマートコントラクト」を組み込むことができるかどうかを判断します。(あなたの犬が取り決められた一定の距離を歩行したという証拠がある場合にのみ、飼い犬を散歩してくれた人に自動的にお金が支払われるというアルゴリズムを設定できると想像してみてください。)

仮想通貨に注目しているDeloitte Consulting社のプリンシパル・Eric Piscini氏は、投資家たちは国際的な取引の実現や、新興企業による資金調達をたやすいものにすることができる、スマートコントラクトとしての可能性に注目し、興奮していると述べています。

仮想通貨の発行によるクラウドファンディングを通して、いったんスマートコントラクトが、企業が資金調達をするやり方として共通のものになれば、投資家たちに新種のデジタルトークンを購入させる機会が与えられることになるでしょう。(詳しくは後ほど)

なぜこれらの仮想通貨は、これほど価格が高いのでしょうか?

ビットコインとイーサリアムの需要は、いくつか加えられた変更が仮想通貨の正当性に寄与して以来、ここ数か月で伸びています。日本は4月にBitcoinを法定通貨として認定し、仮想通貨の需要を高めました。韓国やマレーシア等アジアの一部の国が、日本の規制枠組みに倣って、Bitcoinを法定通貨として受けいれられるのではないかと一部の投資家が予想していると、仮想通貨をやりとりできるプラットフォームを立ち上げたWirexの共同設立者であるDmitry Lazarichev氏は述べています。
しかし、一部の専門家は、仮想通貨の上昇する価格は、投機に基づいている可能性があると言います。 投資家は、今日仮想通貨がどのように使用されているのかという点ではなく – 仮想通貨が将来的に価値が伴うものなのかという点に注目しています。仮想通貨の市場は依然として小さく、これらの仮想通貨の価格は、日本が試みたような大きな改革を通して、大きく変動する可能性があると、専門家は指摘しています。Hilema氏は、仮想通貨も分権化されており、つまり、通貨を規制する中央銀行や政府の存在がなく、誰かの思い通りに事が運ぶということがないと指摘しています。

Bitcoinとイーサリアムの価格ですが、仮想通貨をやりとりできるプラットフォーム、ICOが突然登場し、新興企業が新しい仮想通貨を作るために使用したために、今年も一時的に急上昇が見受けられました。新規株式公開の際に企業が株を初めて発行する状況と類似しているのですが、投資家たちは、会社が発行するトークンを購入するためにICOを使用することが可能です。しかしながら、同社の所有権を購入する代わりに、投資家たちは会社の製品やサービスに対する権利を購入しているとHileman氏は指摘しています。新興企業が – 新しいオンラインストレージシステムを開発しようとしている会社など – 成功している場合には、トークンは価値が高いものになる可能性があるとも指摘しています。しかし一方で、もし新興企業が失敗した場合には、トークンは同時に価値がなくなる可能性があるとも指摘されています。

どこで価値を把握することができるのでしょうか?

CoinDesk.comやCoinMarketCap.com.など、仮想通貨の価格を把握できるサイトが複数存在します。

これらの仮想通貨のリスクはどういった点があげられるでしょうか?
仮想通貨の市場は、伝統的な通貨に比べて依然として小さく、価格が変動する可能性が非常に高い点です。つまり、仮想通貨を所有する人々は突然損失に見舞われるという可能性があります。Lazarichev氏は、「仮想通貨の為替レートが翌日あるいは数分後に、同じまたはそれ以上になるという保証はどこにもない」と述べています。

通貨に仮想性が伴い規制がないことから、取引や通貨がハッキングされやすいという点です。政府の監督が不十分であるということは、何か問題が生じたときに資金が手元に戻ってくる保証が全くないということになると、Lazarichev氏は指摘しています。
しかしながら、伝統的な銀行口座を所持している人々は、連邦預金保険公社が保証する各銀行で最大25万ドルを口座に預金しています。

同時に、最近生じている価格の上昇が、Bitcoinやイーサリアム等の仮想通貨のうちいくつかの仮想通貨が泡のように消えてしまう可能性をもたらすと、多くの専門家は心配しています。Piscini氏は、損失したくない資金には、仮想通貨を導入しないほうがいいと警告しています。可能であれば、複数の通貨を購入しリスクヘッジを行うべきであるとも警告をしています。

また、投資家たちはICOで資金調達をもくろむ新興企業に対しても懸念すべきだと、専門家が警告しています。Piscini氏たちは、作り手たちが、新興企業の計画を説明する詳細なホワイト・ペーパー(白書・公式な報告書のこと)の提供を拒むのならば気を付けてほしいとも警告しています。

仮想通貨を購入する方法にはどういったものがあるのでしょうか?人々が仮想通貨を購入するもっとも簡単な方法は、Coinbase 、Blockchain または BitGoのような、ドルを仮想通貨に交換できるラインプラットフォームを使用する方法があります。投資家は、LocalBitcoinsなどのピアツーピアネットワークを使用して、他の所有者から仮想通貨を購入することもできます。

投資家たちには、もうしばらくすると、市場に参入する他の方法が提示されることになるかもしれません。なぜなら証券取引員会が、Bitcoinに投資しており、上場投資信託を行っているWinklevoss 兄弟からの申請を再考しているからです。このような上場投資信託は、Bitcoinの価値をトレースすると思いますが、投資家たちは購入することが可能になり、株式と同じように容易にファンドを売ることが可能になります。Bitcoinを売買するために使用されている取引所における規制がないために、当初、3月に提出された申請はいったん却下されていました。

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