UAEにおける2018年は仮想通貨イヤー

ビットコイン

UAEは既に仮想通貨市場に参入したのか?答えはYesでもあるしNoとも言える。

確かに仮想通貨は、古典的な通貨制度と競合する制度になることを目標とする、人気が急上昇している代物ではあるが、同時に従来の通貨に脅威をもたらす代物でもある。

2009年、情報スーパーハイウェイにBitcoinが進出したが、その価値は約0.00075ドルであった。今日ではどうなっているだろうか?2,500ドルである。
未来の技術と開発に焦点を当てているサイトであるFuturism.comによると、全ての仮想通貨の合計時価総額は4月1日現在250億ドルをわずかに上回っていたが、60日後に総額は1,000億ドルを超えていた。

ドバイは、ブロックチェーンを基にした仮想通貨を開発している

9月26日、ドバイ政府経済省のウェブサイトで、非接触型決済を通して金融取引を容易にするパートナーシップが確立されたことが発表された。

「公共あるいは民間が提供する様々なサービスの決済に使用できる、暗号化された仮想通貨emCashの開発及び運用に向けて、ドバイ経済省の子会社であるEmcreditと英国に本社を置くObject Tech Grp Ltdがドバイ経済の促進という目標の下で提携することになった。」と発表されている。

同時に「emCashは、Emcreditが非接触決済をサポートするために立ち上げたemPayウォレットの仮想通貨という位置づけにある。emPayは、UAEに住む住民が電話機の近距離無線通信(NFC)オプションを通じて、毎日飲むコーヒー代や子供の教育費、光熱費の支払いあるいは送金に至るまで、あらゆる支払いの決済ができるようにする」声明が発表された。

emCashを使用すると、emPayのユーザーは安全な仮想通貨の恩恵を受けることが可能になり、商人は仲介業者を介さずに即時決済することが可能になる。

ドバイ経済省の参事官Ali Ibrahim氏は、emCashはドバイにおけるスマートエコノミーの発展を後押しすることになるだろうと述べた。

「仮想通貨には、2,3例を挙げてみると -処理の高速化、納期の短縮、複雑さとコストの削減など-さまざまな利点が備わっている。生活の質を向上させ、ビジネスを行いやすくする仕組みに変えていく際に、ドバイで人々が暮らし、ビジネスをする方法が変わっていくなど、大きな前進が見られることだろう。」

e-wallet は既に導入済み

アラブ首長国連邦の大手銀行のうち16社が設立したプラットホームであるエミレーツデジタルウォレット(EDW)は、UAE住民のポケットに入っている現金の代替要員として役に立つ、精力的に市場で実験されたアプリケーション「klip」を発表した。

EDWによると、klipがUAEで働いたり住んでいる人々全員が、現金を使わない方法で送金し、貯金する道を切り開いていくことになるだろうと語った。

Klipのユニークな点として、スマートフォンの適応性及び有用性と、私たちが日常的に購入や支払いの際に現金の使用に精通していることが組み合わされていることである。

エミレーツデジタルウォレットのゼネラルマネージャーMaki Vekinis氏は、「これは新たな決済ソリューションではない。全員-あらゆる階層の消費者、大企業や中小企業、銀行、政府-が満足する、現金のいらない社会を作り出すムーブメントである。 ブランドとして、klipが全ての人間の日常生活を変えることを約束する。」と話している。

UAE銀行連盟の議長Abdulaziz Al Ghurair氏は、「エミレーツデジタルウォレットの開発は、現金の交換をデジタル化する動きを社会全体にもたらす可能性がある。これは、消費者、企業、銀行を含むすべてのステークホルダーに利益をもたらす、包括的なデジタル決済エコシステムを構築するUAEの努力を強く後押しし、将来的にキャッシュレスへの移行の道筋を確立することになる。」と語った。

準備が不十分な側面も

9月中旬、ドバイ金融サービス機構は、「ICOが整備されておらず、現時点でドバイ国際金融センター内の企業にはライセンスが提供されていない。」と警告し、ライセンスが提供されないまま物事を進めることのリスクについて、採掘者に警告した。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記事によると、ICOはIPOに類似しており、新興企業が新しく仮想コインやトークンを発行し、公に販売することで資金調達を行う新しい方法だという。
同紙は、「第3四半期にも同様の方法で、13億2000万ドルの記録を達成した」と述べた。

OneGram社はドバイの会社であるが、ブロックチェーン技術を使用して、新しいタイプの仮想通貨を発行している。コイン1枚につき、1グラムの金に相当する。

サイトによると、金を担保にして、Sharia準拠の暗号で保護されている仮想通貨として5月2日にICO上でローンチされたという。

この件におけるユニーク点は、Onegramがドバイ空港の高セキュリティ複合施設内にある格納庫に保管されている実際の金を担保していることである。

「OneGram社は、Bitcoinや他の仮想通貨のようにデジタル決済の際に使用できる。 OneGram Coin(OGC)をデジタル取引の際に使用すると、取引金額(管理費を差し引いた金額)を再投資してより多くの金を購入することができる。 したがって、各OGCを担保する金の金額は、時間が経過するにつれ上昇するだろう。」と同サイト上で述べられている。

警告が促されているにもかかわらず、これは突破口になるのだろうか?ことによったら、技術はドバイの未来を担う一翼である。

仮想を適用

ドバイは、この新しい技術が組み込まれたスマートな未来を目指している。

同様にドバイの政府が発信している声明を通じて、「急速に物事が進む環境と革新的な技術を取り入れていく意欲が、ドバイをビジネスに最適な場所に仕立てた。」と、Emcredit Limited CEOのMuna Al Qassabは語った。

「このプロジェクトは、我々がここで叶えたい大いなる野望の一例であり、私たちが団結して、本質的に全く新しい経済的なエコシステムを作り出すことが必要不可欠である。」

2017年4月、スマートドバイの統括ディレクター、Aisha Bin BishrはWSJに次のように語った。「我々はドバイを、2020年までに世界で最初のブロックチェーンを動力源にした政府にしたい。」

「既存のシステムでは混乱をきたすが、将来の準備に役立つと思う。」
今年3月には、ブロックチェーンの潜在性について民間部門と公共部門に対するトレーニングを行い、主たる利害関係者との公的および私的なワークショップを実施して、どのサービスがブロックチェーンによって最も改善されるかどうかを特定し、運用に際し優先順位を付けることが発表された。

「また、技術の可能性についても、公的および民間セクターに対するトレーニングを行うつもりである。トレーニングが終了次第、スマートドバイは、パイロットプロジェクトを行う上で民間セクターと公的セクターが提携するので、今年後半にはブロックチェーンが展開されるだろう」と予測している。

一貫した、スマート 2030

2030年のドバイビジョンの一部を紹介すると、輸送の25%はドライバーレス、ポスト無料wifi、自動制御が可能な3Dプリンターのヤシの木のフィーチャー、太陽光で携帯電話あるいはタブレットなどのポータブルデバイスの充電等があげられる。

アブダビでは – アルアインハイパーループが建設されると、人々は飛行機の速度で移動し、数時間後ではなく数分後に、目的地に向かって電磁力を利用して空中停止することができるようになる。

仮にドバイが上記を実現することができた場合には、即時にビジネス及び金融プラットフォームをデジタル化することができるようになる。

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