プリンストン大学が、Bitcoinに関する無料オンライン講座を提供・世界初の仮想通貨テキストブックも提供

アメリカ

Bitcoinを利用する場所があることを知っている人間は世間に多く存在するが、実際にどのようにBitcoinが機能しているのかを知っている人は少ない。

どうして知っているが少ないのだろう?Bicoinに関する入門記事やフォーラム、ニュース記事が世の中にはあふれているが、仮想通貨の背後にある技術とメカニズムについて知っている人は少ない。 プリンストン大学ではBitcoin及び仮想通貨コースを無料で、誰でも受講できるオンラインコースを提供している。

このクラスはPrinceton大学のArvind Narayanan氏、Joseph Bonneau氏、Edward Felten氏、Maryland 大学のAndrew Miller氏が講義を担当しているが、特に昨年Narayanan氏が提供した講義は大変な人気を博した。11のビデオ講義、様々な宿題とリーディング課題 、本格的な教科書を用いた授業が提供されている。

そう、教科書。Narayanan氏は、世界初のBitcoinに関する教科書の策定に向けて働きかけており、他の大学でも利用してもらおうと、教科書のリリースについて出版業者と話し合いを重ねているところだという。

仮想通貨の野菜を食べる必要がある。

プリンストン大学ではここ数年Bitcoinに関するリサーチを行っているが、コンピュータ科学者として経験を積んできたものの、学ぶことが非常に多かったと記憶している。」とNarayanan氏は語った。システムが斬新であるだけでなく、必要な情報がWikis、フォーラムポスト、ニュース記事などすべてのウェブ媒体上で網羅されている点で素晴らしい。いくつかの概念に関しては、オリジナルソースコードに立ち返る必要があった。」

​彼曰く、体系的な方法に基づいてBitcoinについて学習する手段が存在しなかったので、自分で作ったという。さらに、概念をわかりやすく説明するために使われる比喩や類推はほとんど存在しない。それは誰の得にもならないことだという。
「わたしたちは、暗号化された野菜を食べなければならないとお話している。」「ここが押さえるべきポイントである。多くの人々が憶測に基づいてBitcoinについて教授しようとしている。しかしその方法は間違っている。Bitcoinは複雑な技術を備えるシステムであり、その根本から理解する必要がある。」と彼は言う。
プリンストン大学の前回のセメスター、彼が担当したクラスには、聴講を希望するたくさんの生徒が集中し、授業自体はとても成功した。生徒はBitcoinとは別の仮想通貨(Altcoinとよばれる)について分析した論文を書き、論文の中でブロックチェーン技術を使用した新しい技術を提案した。それらのプロジェクトは、コースにおける補完教材を通してまもなく受講することができるようになるだろう。

実際の講義スケジュールと無料のオンラインクラスのディスカッショントピックはまだ公開されていないが、最初の3つのチャプターは既に聴講することができる。Narayanan氏は、「Bitcoinの複雑性についてコースの後半で十分に説明されるまでは、仮想通貨がもつ側面を説明する目的で発明された新しいベーシックな仮想通貨に基づいて講義を行う。」と述べた。Torを教えることと比較した。

Narayanan氏は「コンセプトについて徐々に理解していくことが大切だと思う。BitcoinやTorが発表された時には、複雑な研究論文ですでに出来上がったものとして世界に発表されていた。」「しかし、偶然の産物として生まれたものではなく、むしろ、試行錯誤を重ねて出来たものである。それゆえにTorやBitcoinのようなシステムを単独のユニットから構成される複雑なシステムとして教えようと思う。」という。

Narayanan氏は、受講に興味を持っている人に対して、彼の授業を推薦した世界中の教授たちとのつながりを大切にしている-Stanford大学は最近、Tor及びDeep webに関する講義の提供を開始した。(Deep webはおまけの位置づけ。)確かに全くの初心者を講義対象として想定していないが、コンピューターサイエンスについて少しでも知識がある人ならば、誰でも授業についてくることができるはずだという。

Bitcoinに多大な関心を寄せ、総合的にコンピューターサイエンスの知識を深めたいと考える人、一般的なコンピュータサイエンスの知識をより得る手段として利用したいと考える人には最適なものだと思う。」「そういう方たちに、この講義を聴いてほしい。」と述べた。

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