ペンタゴンが、Bitcoinブロックチェーンをサイバーセキュリティーシールドの候補として注目している

アメリカ

テロリスト、ドラッグディーラー、マネーロンダリング業者らが使用している、あまりいい評判を聞かないオンライン仮想通貨が、まもなく米軍の技術、通信、購入を守る手段としてペンタゴンに起草されることになるかもしれない。

民間のアナリストによると、Bitcoinの技術的バックボーンであるブロックチェーンを使用すると、米軍全体のセキュリティを大幅に向上させ、車両、航空機、衛星のメガハック、サイバーハイジャックを防ぐことができるという。

特に米国の防衛アナリストが警戒しているのは、商取引を狙う中国の諜報活動である。標的になることが多い米国の軍事要員、国家安全保障の意思決定者、重要インフラストラクチャーなど、米国の安全保障に対する脅威となりつつあることを強調している。

ワシントンを拠点とするFoundation for Defense of Democraciesが最近発行したリサーチメモによると、「国外のサプライチェーンへの依存は、政策立案者がグローバル化する経済を視野に入れて立案する必要があることを意味する。」という。

脅威に立ち向かうために軍は、基本的には分散化されているデジタル上の台帳システム、あるいは大多数のユーザーに向け多種多様のコピーを保存するデータベースであるブロックチェーンの実験を開始した。

投資家は、米軍のブロックチェーン技術への関心に注目している。 アナリストによると、昨年におけるブロックチェーン技術ベンダーの市場は750億ドルだった。 2019年には1080億ドルに達すると予測されている。

ブロックチェーンのセキュリティの鍵:データベースに加えられた変更は、安全を期すためにすべてのユーザーにただちに送信され、記録が確定する。全てのユーザーの手元には- たとえユーザーがハッキングされたとしても- データのコピーが存在し、全てのデータは安全に保存される。

改ざん抑止及び分散化機能をもつブロックチェーン技術は、Bitcoinのデジタル上のトランザクションをサポートするという本来の使用用途以外でも使用されるようになった。たとえば、多くの最先端の金融企業は、セキュリティーを損なうことなくコストを削減するという目的でブロックチェーンを使用している。

ビデオ電話のパイオニアであるSkypeの本拠地のエストニアでは、国民の健康記録を追跡する目的でブロックチェーンが使用されているとの報告がある。 ロシアでは、ブロックチェーンを一般的な支払経済に統合するための実験が進行中であるという。

ペンタゴンと米国のNATO同盟国は、ブロックチェーンの技術を利用して軍事関連のアプリを開発するために、慎重に、しかし積極的にここ数カ月の間プロジェクトを進めている。
NATOはブロックチェーンの技術を、ロジスティクス、調達、財務などの伝統的なプロセスにおける効率を改善する技術であると認識している。

DARPA の運用

米国のDARPAには、お抱えの世界的に最も革新的なエンジニアがいる。数十年前、DARPAはインターネットの開発に貢献した実績がある。 現在エンジニアは、部門間でやり取りする際のメッセージのセキュリティを保護する目的でブロックチェーン技術を転用できるかどうかについて実験を開始している。最終的には戦場で敵を打ち負かす代物になるだろう。どのような方法でサービスを実装するのが最適であるかについて提案する公文書が提出された。

DARPAは、「国防総省のバックオフィスインフラストラクチャのかなりの部分を分散化できる」、「スマートドキュメンツやスマートコントラクトを即座かつ安全に送受信できるため、ハッカーによる被害を減らし、DoDにおけるバックオフィスの対応の無駄な遅延を減らすことができる。」という。また、セキュリティで保護されたデータベースに侵入しようとするハッカーに対する諜報活動を行うため、ブロックチェーン技術で構築される-ハッキングできないコードの開発を試みている。
「国家安全保障産業基盤を保護するためのブロックチェーン技術の活用」と題する国防総省のメモは、Michael Hsieh氏とSamantha Ravich氏が作成した。メモには、外国の軍隊がアメリカの国家安全保障産業基盤を攻撃または侵入した場合を想定した多数のシナリオが詳しく記載されている。

米軍、核兵器および重要な国家産業を支えるインフラストラクチャ、コンポーネント及びサブシステム、軍用兵器システムの研究および設計に関する内容が含まれている。

「NSIBのサプライチェーンに対するセキュリティを保護することは、システムエンジニアリングにおける、これまでで一番チャレンジングな課題である。」「基本的には、我々が抱えている問題は、商取引のコーパスを規制することであり、仮に国防省が一刻を争う場合には、20世紀で一番経済が活性化することになるだろう。」という。

作者曰く、「ブロックチェーンは、さまざまなアプリケーションに対する多大な可能性を秘めている。」

「ブロックチェーンは新しい技術であり、途方もないリスクを伴うけれども」「大規模で複雑な問題に対処する道具として、非常に有望である」ということだ。

一例として、このメモではアフガニスタンにおける米国による復興作業への努力を監視する調査官が実施した監査についてのケーススタディが引用されている。
監査をした結果、アフガニスタンのParwan州の司法裁判所の建設に、有名な爆弾製造因子が潜入しており、- 爆弾製造因子が「実際に、2日間にわたり建設サイトへのアクセスを行った」ことが分かった。

このメモは、ブロックチェーンベースのコントラクトシステムが危険因子をブラックリストに掲載し、そのような事態の防止を可能にしたはずだと示唆している。

LINE@友達追加で仮想通貨の情報を受け取ろう!

友だち追加