今日のテーマ:次世代のセキュリティ技術DAG

DAG

世界で最もポピューラーな仮想通貨であるビットコインは,ブロックチェーン技術を基礎に,構成されている。

ブロックチェーンに代わる次世代のキュリティー技術として,D AGが注目されている。

今回は,DAGについて解説します

ブロックテェーンとどこが違うの?

①メッシュ状の構造 ブロックチェーンの場合は,いつかの取り引きをまとめたブロックが鎖状に一方向に作 られてゆく,1 つの取り引きが複数の取り引きと,蜘蛛の巣やメッシュの網の目のように, 次から次に連鎖して繋がって形成されてゆく。

②過去の取り引きの承認 一つの取り引きが成立するためには,過去の取り引きを1つ以上を承認しなければならない。もし仮に,AからBに 100 ビットコイン送金したとする。

この時,Aは,送 金額,送金相手,Aによる署名という基本情報を取り引きユニットに納めてデータとして ネットワーク上に公開しなければならない。更にこの時,AはDAGネットワーク上に公開 されている他人の未承認取り引きを1つ以上,正当なものか検証し,承認しなければなら ず,承認した記録を自分の取り引き情報と一緒に格納して公開しなければならない。

これ でAからBへの送金が完了したわけではない。実は同じDAGネットワーク上で,AやB と全く関係ないCが,Dへの送金をおこなおうとしていた。この時,Cには,Aのウオレ ットの中味も公開されているから,AからBへの送金取り引きが正当なものかどうか確認 し,問題ないと認証した。こうしてAの取り引きはCの取り引きによって正当な者である と認められたことになる。もしAの取り引きに不正があることが,誰かによって発覚すれ ば,Aを参照・承認する取り引きが作られなくなる。このようにして,AからBへの送金 行為が,Cの取り引きによって間接的に承認され,それらが更に次から次へと承認されて 承認が積み重ねられてゆく。

良い点は?

①スケーラビリティ問題の解消。 ブロックテェーンにおけるブロックでは,1 ブロックの容量が制限されているので,取 り引き(トランザクション)の増加によって1ブロックの容量が足りなくなり,送金遅延 などの問題が発生してしまう。

DAGでは1ブロックの中にいくつもの取り引きが詰め込 まれているのではなく、無数の取り引きが蜘蛛の巣状に繋がっているだけなので、容量の 問題はない。

②改ざんの困難さ また,次から次に,過去の取り引きを承認して取り引きの生成がネットワークが蜘蛛の巣 のように複雑になって進むので,、過去に遡っての取引を改ざんや消去がブロックチェーン よりも困難である。

③短い承認時間 さらに,自分の取り引きユニットが新しく作られた取り引きのいずれかに承認されれば 良いので,短時間で承認されるので,取り引きが短時間で成立する。 今後の課題も指摘されている。

課題はないの?

①DAGは,ユーザーが正しく行動するという予測に基づいてシステムが設計されている と言ってよい。ブロックチェーンのようにすべての取引をすべてのユーザーが確認でき、 不正がすぐに明らかになるシステムと比べると脆弱性がある。

②その他桁違いに処理速度 の速い量子コンピュータが実用化された場合の脆弱性も指摘されている。 まとめ ブロックチェーンの欠点を補うべくDAGという新しい骨格技術が注目を集めている。 課題はあるものの,DAG技術を使った新しい仮想通貨,IOTAなどの 仮想通貨も出始めている。

LINE@友達追加で仮想通貨の情報を受け取ろう!

友だち追加